新菱冷熱工業株式会社索道安全報告書

(猪苗代スキー場ミネロ)

新菱冷熱第1クワッドリフト

新菱冷熱第2ペアパラリフト

新菱冷熱第3ペアリフト

新菱冷熱第4ペアリフト


   
 

'07〜'08 シーズン版

安全報告書

1. 利用者の皆様へ

当社は、経営理念の第一に安全の確保を掲げ、法令の遵守とともに安全輸送に努めております。

本報告書は、鉄道事業法に基づき、輸送の安全確保のための取り組みや安全の実態について、自ら振り返るとともに広くご理解いただくために公表するものであります。


2. 基本方針

当社の、索道事業に対する基本的な方針は次のとおりです。社長以下従事員に周知・徹底しこの安全方針を遵守し、常に安全が確保されるよう努力しています。

(1) 一致団結して輸送の安全の確保に努めます。

(2) 輸送の安全に関する法令及び実施細則・索道安全管理規程よく理解するとともにこれを遵守し、厳正、忠実に
   職務を遂行します。

(3) 常に輸送の安全に関する状況を理解するよう努めます。

(4) 職務の実施に当たり、推測に頼らず確認の励行に努め、疑義のある時は最も安全と思われる取り扱いをします。

(5) 事故・災害等が発生したときは、人命救助を最優先に行動し、すみやかに安全適切な措置をとります。

(6) 情報は漏れなく迅速、正確に伝え、透明性を確保します。

(7) 常に問題意識を持ち、必要な変革に果敢に挑戦します。


3. 事故等の発生状況とその再発防止措置

(1) 索道運転事故(索道人身障害事故)

国土交通省への運転事故報告はありません。

(2) インシデント(事故の兆候)

国土交通省へのインシデント報告はありません。

(3) 行政指導等

ありませんでした。

(4) 災害(地震や暴風雪、豪雪など)

「第1クワッドリフト」
  2/27(水) 暴風雪のため一時運休を実施

「第4ペアリフト」
  2/23(土) 暴風雪のため運行切上げを実施 
  2/27(水) 暴風雪のため運休を実施    


4. 輸送の安全確保のための取り組み

(1)人材教育

当社では、輸送や皆さまの安全に役立つよう、シーズン営業開始前に設備及び取り扱いについての安全教育及び訓練を実施しています。またシーズン中における事例の共有化にも努めています。

・事故事例についての説明並びに防止策を協議し、社員、従業員の問題意識の共有化に努めています。

・異常気象時の報告及び情報の収集・伝達を行い、各リフト相互の情報の共有化に努めています。

・「ヒヤリ」「ハット」の報告、対応の協議など従業員間における情報の共有化に努めています。

(2)緊急時対応訓練

・シーズン営業開始前に、救助装置の取り扱い及び救助訓練を実施しています。

・1月中旬に、運転不能を想定した総合救助訓練をスキーパトロール隊と協力して実施、あわせて報告・伝達訓練
 を実施しています。

(3)安全のための投資

安全の維持・向上のため、計画的に設備修繕を行っています。また安全確保の維持・向上に必要な諸整備を行っています。

19年度設備修繕

「第1クワッドリフト」
 原動設備 : 電動機整備工事

「第4クワッドリフト」
 支えい索 : 切り詰め工事


5. 当社の安全管理体制

社長

輸送の安全の確保に関する最終的な責任を負う。

索道安全統括管理者
(副支配人)

索道事業の輸送の安全の確保に関する業務を統括する。

索道技術管理者
(副支配人)

索道安全統括管理者の指揮の下、索道の運行の管理、索道施設の保守の管理その他の技術上の事項に関する業務を統括する。

索道技術管理員
(リフトリーダー)

索道技術管理者の指揮の下、索道の運行の管理、索道施設の保守の管理その他の技術上の事項に関する業務を管理する。

総支配人

輸送の安全確保に必要な設備投資、人事、財務に関する業務を統括する。


6. 利用者の皆様との連携とお願い

(1) 【お客様の声をかたちにしています】

より安全で信頼される索道をつくるため、皆様からお寄せいただいた声を、社員及び従業員が共有しお客様の期待に応えられるよう、お客様の立場に立ったサービスの提供に役立てています。

*お客様の声をかたちにした事例を紹介します。

「要望」

T リフトが風もないのによく止まる。乗っていて、いやな気分。

U 第1リフト、相乗りレーンの誘導の仕方の改善を希望。

V 今日だけなのか、リフト係員の挨拶がないように感じました。

「対応」

Tお客様の安全最優先を考えております。しかし、機敏な誘導の対応・声かけの実施及び運転の方法等、現場での指導や朝礼・終礼時に対応を従業員と協議し、安全輸送に心かげています。

U誘導ロープの延長等ハード面での対応、声かけ等の強化を図るよう現場での指導等ソフト面での対応。また、朝礼・終礼時に要望の対応を従業員と協議し、応対に当たっています。

V朝礼時に、発声・挨拶練習をかねて交代で「リフト安全チェック」を行い、皆さん元気に声を出しています。笑顔で挨拶・応対ができるよう訓練を実施しています。

※お客様からのアンケートを回覧し、よい声・要望・改善の声等を共有し、真摯に受け止めて再発防止に努めています。

(2) 【リフト乗降時の注意事項】

リフト乗降時の注意事項を、皆さまの目のとどきやすい第1クワッドリフト搬器フードに表示しています。

リフトご利用の皆さまへ

あなたの行動は、あなたとほかの利用者全員の安全にかかわっております。リフトの利用の際には、皆さまに責任と義務がともないます。次のことを守ってご利用ください。

<乗車時>

1. リフト利用に不安な方は、申し出てください。

2. 「のりば」の表示位置でスキー、ボードを正しく前にむけて待機してください。

3.  乗れなかったら、すぐにリフトから離れてください。

4. スキーヤーは、ストックがとなりの人の迷惑にならないように注意してください。

5. リユック等はヒザにのせ、衣服等のヒモにも十分注意してください。

6. ボーダーは流れ止めをつけ、ハイバックをたたんでください。

<乗車中>

1. セフティーバーを下ろし、深く腰をかけてください。

2. 乗っている時は、次のことを控えてください。

(1) イスを揺らすこと。

(2) イスから飛び降りること。

(3) イスの上でふざけたり、後ろを向いたりすること。

(4) ストック等で柱などにさわること。

3. リフトが止まっていても飛び降りないでください。

<降車時>

1. 「おりば」が近づいたら、セフティーバーから足を下ろし、ストックを上げて降りる準備をしてください。

2. 「おりば」が近付いたら降りる準備をし、降りた後はまっすぐに進んでください。

3. 降りられなかったら、そのままイスに座っていてください。

 

係員の指示に従ってください。

*安全な運行を確保することが、お客様に安心して楽しんで当スキー場をご利用いただける第一と考えております。
  従って、リフトの乗降に当たっての注意及び滑走における注意等、お客様にご協力いただいたおかげによりまして、
  07-08シーズンは索道事故も無く、お客様にはお楽しみいただけたものと考えております。


7. ご連絡先

安全報告書への感想、当社の安全への取り組みに対するご意見をお寄せ下さい。

〒969-3102 福島県耶麻郡猪苗代町字見祢山1

新菱冷熱工業株式会社 猪苗代スキー場 ミネロ

TEL:0242-62-5429 FAX0:0242-63-1441

E-mail:saku@minero-ski.com